塩ビシート防水

塩化ビニル樹脂系シート防水はガラス繊維を芯材とした耐候性や強度、寸法安定性などに優れ、厳しい屋上環境の下で長期にわたって建物を守り続けます。
高日射反射機能を持つタイプなどもあります。

塩ビシートの特徴

• 一体化による水密性の確保

ジョイント部のシートは熱や溶剤で溶融し接合することで一体化し、高い水密性を確保します。

• 自己消炎性機能

塩ビ樹脂で構成されているビュートップシートは火種を付けると着火しますが、取り除くと燃え広がらずに火が消える。

• 鳥害に強い

露出防水(ゴムシートなど)ではカラス等の鳥により嘴でつつかれたり、引き裂かれたりする事例が確認されているが塩ビシート防水では、鳥害による漏水事例は確認されていません。

• 水蒸気透過性

水蒸気透過性があります。湿気は徐々にシートを透過していきます。

ゴムシート防水

加硫ゴムシート防水は、柔軟性、下地亀裂追従性に優れ紫外線に強く耐久性に優れているという側面も持ち合わせている。
施工が比較的早く保護塗料の選択により意匠性や機能性の向上を図ることができます。
ただし最近ではゴムシートの値上げ幅が塩ビシートに比べ高騰し、塩ビシートと変わらなくなってきてます。

FRP防水

防水用エステル樹脂と防水用硝子マットで作られた防水層です。
ポリ瀬捨てる樹脂を塗布した上にガラスマットを貼り付け、その上からエステル樹脂を浸透させて硬化させた後、さらに所定のトップコートを塗布し防水層をつくる。

ウレタン塗膜防水